「家族カードやETCカードは審査があるの?」
と気になっている方もいることと思います。
結論から言うと、クレジットカードを発行していれば、追加でETCカードや家族カードの申請をしても、審査なしで発行することができます。
当記事では、クレジットカード発行後のETCカードや家族カードについて解説を進めていきたいと思います。
どうしてもクレジットカードを作成できない事情がある方向けに、審査なしでETC専用カードのみ入手する方法や、比較的間口の広いクレジットカードの情報も集約しました。
ETCカードや家族カードを必要としている方はもちろん、クレジットカードを作成できずに困っている方もぜひ、以下の内容を参考にしてみてくださいね。
目次
ETCカードや家族カードは基本的に審査ナシで発行可能!
ETCカードや家族カードは、基本的に審査なしで発行することができます。
ただし、これはすでにクレジットカードを発行済みの場合のみであり、クレジットカードとETCカードや家族カードを同時に作成する場合は、この限りではありません。
- ETCカードや家族カードは原則、審査なしで発行できる
- クレジットカードと同時に作成する場合は、審査(クレジットの)が必要
現時点で手元にクレジットカードがある方は、ETCカードや家族カードの発行に際して、特に構える必要はありませんよ。
本会員の途上与信次第では、審査に落ちる可能性もゼロではない
クレジットカードの審査には、通常の審査の他、途上与信と呼ばれる審査が随時行われています。これは、クレジットカードをすでに発行している方の利用状況に問題がないか判断するものです。
- クレジットカードの審査は通常の審査と途上与信の2種類
- 途上与信は、クレジットカード保持者の利用状況に問題がないかを判断するもの
鋭い方ならお気づきの通り、仮に本会員の途上与信に引っかかってしまった場合、ETCカードや家族カードが作成できない可能性もゼロではないということです。
途上与信では主に、毎月の支払いが遅延なく行われているかどうかが見られるため、本会員の方は常に、支払い日とお金の管理を徹底しておきたいですね。
クレジットカードの審査についてもっと知りたい方は『【クレジットカードの審査】基準から流れ、審査落ちしない為のチェックポイントを解説!』の記事も合わせて参考にしてみてください。
ETCカードや家族カードは本カードの利用限度額内で利用可能!
ETCカードや家族カードは、本カードの利用限度額内で利用可能となっています。
たとえば、本カードの利用限度額が50万円だった場合、本カード、ETCカード、家族カード全てのカードの利用総額を50万円以内に抑える必要があります。
- ETCカードや家族カードは、本カードの利用限度額内で利用できる
新たにETCカードや家族カードを追加する場合は、本カードの利用限度額をしっかりと把握し、無理のない範囲で計画的に各カードを利用していきたいですね。
本会員の途上与信次第では、ETCカードや家族カードが全く利用できないこともある
前述した通り、本会員の途上与信次第では、そもそもETCカードや家族カードが発行できない可能性もあります。
この場合、いくら本カードの利用限度額が潤沢であっても、ETCカードや家族カードは全く使うことができません。
- 本会員の途上与信次第では、ETCカードや家族カードが全く利用できないこともある
ここまでの内容を踏まえると、いかに本会員の日頃の利用状況(支払いに遅延しないこと)が重要であるかがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ETCカードを申し込む流れ
すでにクレジットカードを持っている方がETCカードを申し込みする場合、ネットや電話、もしくは書類でETCカードの追加申請をすればOKです。
カード会社にもよりますが、ETCカードはおよそ1〜2週間程度で手元に届くでしょう。
- ネットや電話、書類などでETCカードの追加申請が可能
- ETCカードは1〜2週間で手元に届く
たとえば、三井住友カードのETCカードの場合、ネットもしくは電話で申し込みが可能で、ETCカードが手元に届くまでに2週間程度必要です。
これからクレジットカードを申し込む場合は、同時申し込みが可能
これからクレジットカードの申し込みをする場合は、ETCカードを含め、同時に申し込みすることができます。
前述した通り、こちらのケースにおいては審査を伴うため、ある程度自信を持ってアピールできる信用情報を作っておく方が良いでしょう。
- ETCカードはクレジットカードの作成時に同時申し込みができる
- 同時申し込みの場合は審査が伴うため、ある程度の信用情報は構築しておくべき
ちなみにクレジットカードとETCカードは、必ずしも同時に届くわけではありません。クレジットカードだけが届いたとしても、焦らずETCカードの到着を待ちましょう。
家族カードを申し込む流れ
すでにクレジットカードを所有している方は、ネットや電話、もしくは書類で家族カードの追加申し込みが可能です。
こちらもETCカードと同様に、カード会社によって詳細は異なりますが、およそ1〜2週間程度で家族カードが手元に届くと考えておくと良いでしょう。
- ネットや電話、書類などで家族カードの追加申請が可能
- 家族カードは1〜2週間で手元に届く
たとえば、三井住友カードの家族カードの場合、最短3営業日で家族カードが発行されます。したがって、早い方なら1週間程度で家族カードを入手することができますね。
これからクレジットカードを申し込む場合は、同時申し込みが可能
これからクレジットカードの申し込みをする場合は、家族カードを同時に申し込みすることができます。もちろん、この流れの場合は審査を伴うため、最低限の信用情報が構築されていることは必須と言えます。
- 家族カードはクレジットカードの作成時に同時申し込みができる
- 同時申し込みの場合は審査が伴うため、ある程度の信用情報は構築しておくべき
ちなみに、ETCカードと家族カードを同時に申し込みすることも可能ですよ。
個人でETCカード単体を発行する方法は1つ
「どうしてもクレジットカードを発行できない場合はどうすれば?」
「クレジットカードはいらないから、ETCカードのみを作成したい!」
このように思われている方もいるのではないでしょうか。個人でETCカード単体を発行する方法は以下の1つだけです。
- ETCパーソナルカードを作成する
「ETCパーソナルカード?」
と首を傾げている方もいるかと思いますので、こちらのカードについて解説を加えていきましょう。
ETCパーソナルカード
年会費 | 1,257円(税込) |
---|---|
デポジット | 20,000円〜80,000円 ※平均利用月額によって異なる |
ETCパーソナルカードの最大の魅力は、ETCカード単体を審査なしで作成できることです。
ただし、通常のETCカードと比較した場合、以下のようなデメリットがあることは理解しておきましょう。
- 一般加盟店での決済機能はない
- ポイントの付与がない
- 年会費が必要
- デポジットが必要
必要なデポジットは平均利用月額の4倍
ETCパーソナルカードは1,257円(税込)の年会費がかかる他、以下のデポジットが必要となります。
有料道路の平均利用月額 | デポジット |
---|---|
5,000円 | 20,000円 |
10,000円 | 40,000円 |
15,000円 | 60,000円 |
20,000円 | 80,000円 |
ご覧の通り、求められるデポジットの額としては、平均利用月額の4倍です。
一度に数万円のデポジットを納めなければならないのは少々痛いですが、あくまでもデポジットですから、ETCパーソナルカードを解約する際にはきちんと返金されます。
つまり、実質負担する必要があるのは年会費のみと言えますね。
どうしてもクレジットカードを作成できない事情がある方や、クレジットカードを発行したくないとお考えの方にとって、ETCパーソナルカードは非常にありがたい1枚と言えるでしょう。
審査に不安がある方向け!間口が広いクレジットカード
「審査は不安だけど、やっぱりクレジットカードが欲しい!」
このように思われている方におすすめなのが、以下のような比較的間口が広いクレジットカードです。
- セディナカードJiyu!da!
- ライフカード(デポジット)
どうしてこれらのクレジットカードが、間口が広いとされているのか。早速、それぞれのカードの基本情報とともに見ていきましょう。
セディナカードJiyu!da!

還元率 | 一般加盟店:0.5%~ セブンイレブン/ダイエー/イオン:1.5% |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
ETCカード | 無料 新規発行手数料:1,000円(税抜) |
家族カード | 無料 |
【セディナカードJiyu!da!の特典】
- 年会費無料で持つことでができる
- 年間利用額に応じて還元率がアップ
- セブンイレブンやダイエー、イオンで還元率1.5%
- マルエツで月2回、5%オフ
- 国内旅行傷害保険が付帯
- ショッピング保険が付帯
- 三井住友銀行のATM手数料が無料
- セディナポイントUPモールの経由でネット通販がお得
セディナカードJiyu!da!はリボ払い専用のクレジットカード
株式会社セディナが発行するクレジットカードには数種類ありますが、その中でもセディナカードJiyu!da!はリボ払い専用という特徴があります。
そう、これがセディナカードJiyu!da!の間口が広い理由というわけです。
「リボ払い専用のカードはちょっと。。」
と抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、使い方にさえ気をつければ大丈夫。というのも、セディナカードJiyu!da!は毎月の支払い額を自由に設定することができるためです。
セディナカードJiyu!da!はセブンイレブンやダイエー、イオンなどで還元率が3倍にアップするため、これらの店舗を普段使いされる方にとっては非常に使い勝手の良い1枚ではないでしょうか。
ライフカード(デポジット型)

還元率 | 通常:0.5%~ 初年度:0.75%~ 誕生月:1.5%~ |
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年会費 | 5,000円(税抜) ※デポジット代:10万円(税抜) |
国際ブランド | MasterCard |
ETCカード | 無料 |
家族カード | なし |
【ライフカード(デポジット)の特典】
- ほぼ確実に審査を通過することができる
- 年間利用額に応じて還元率がアップ
- 誕生日の月はポイント3倍
- L-Mallの経由でネット通販がお得
10万円のデポジットさえ納めれば、審査通過はほぼ確実
10万円というデポジットの額に驚きを隠せない方もいるかもしれませんが、このデポジットこそ、ライフカード(デポジット)の間口が広い理由です。
もちろん、このデポジットはライフカード(デポジット)を解約する際にきちんと戻ってきますから、実質負担しなければならないのは5,000円(税抜)の年会費のみです。
どうしてもクレジットカードの審査をクリアできない状況にある方にとっては、たとえ5,000円(税抜)の年会費を支払ってでも、ライフカード(デポジット)を手にしたいと思われるのではないでしょうか。
実際にライフカード(デポジット)を活用するのであれば、誕生月の利用でポイント3倍を狙ったり、L-Mallの経由でネット通販をお得に利用するなどして、積極的に節約効果を高めていきましょう。
ETCカードや家族カードの審査は心配せず申し込もう!
すでにクレジットカードを持っている方であれば、ETCカードや家族カードの追加の際に、改めて審査をされることはありません。心配せずに、気楽に申し込み手続きを進めましょう。
- すでにクレジットカードを持っている場合、ETCカードや家族カードは原則審査なし
- これからクレジットカードを発行する場合は審査を伴う
ただし、本カード会員の途上与信によっては、ETCカードや家族カードが発行できない可能性もあります。
とはいえ、普段の支払いをきちんと励行していれば問題ありません。改めて毎月の支払い日を確認した上で、支払いの遅延が起こらないように配慮しましょう。
このカードの口コミ・評価・レビュー